撮影

熊野PJ2物件の竣工写真を撮影してきました。
撮影は今西浩文さん。

1件目は三重県熊野市にある製材所:株式会社nojimoku さんのショウルーム「木挽座」

完全にぶり返した猛暑で、汗ビシャビシャになりながらの撮影。
しっかりと造園にも配慮いただいたので、景色が整いました。
正直近隣にはない環境が整えられたのではないかと思います。

内部空間はnojimokuさんの開発された造作材をふんだんに使った空間になっています。
木をたくさん使うと田舎臭く、いわゆる「山小屋風」になりがちだとよく言われますが、そんなことはなく、上品にまとめられたのではないかと思います。
木造住宅専門と謳ってはいますが、ここまで内装に木を使ったことはなく、正直一抹の不安はありましたが、都市部の人に見ていただいても熊野材の魅力が伝わる空間になっていると思います。
是非熊野まで足を運んで体感していただければと思います。

2軒目は「とある夫婦の寝室」
既存住宅の寝室の内装リノベーションです。
熊野材をつかって、上質なホテルのような寝室に室礼ました。

船底天井ー壁ー建具までnojimokiuさんの「こなみいた」のリブが通っている納まりになっています。
大工さん泣かせの納まりではありますが、材料から管理できる設計・施工体制を構築できる関係性だからこそ提案できる納まりだと思います。
流通品ではこうはいきません。

実は計画当初は同じくnojimokuさんの「HinokinoHi」という製品を使う予定でしたがギリギリで変更になり結果「HinokinoHI」より優しい空間になりました。
寝室という空間としてはこちらが正解だったかもしれません。

「HinokinoHi」をつかった天井は「木挽座」で体験できますので、そちらも是非体験いただければと思います。

正式なデータが届き次第、HPの方へアップしたいと思います。